2021/06/01
江の島の海から学んだこと
先日のビーチクリーンでは、実際に砂浜を歩いてゴミを拾い、
その後、「ゴミはどこから来るのか」「今、海で起きていること」などを
講師の伊藤佳子さんから聞きました。
さて、ゴミはどこから来るのでしょうか?
正解は
街から、です!!
街中に落ちているゴミが風に飛ばされて川に落ち、やがて海に流れ出ます。
海洋上にはゴミでできた島があるそうです。
それらが海風に流されて海岸に漂着するのですね。
魚たちが間違えて食べてしまったマイクロプラスチックは、その魚を食べる私たちの体にも
入り、排泄されなければ体内に溜まっていきます。恐ろしい!!
この日の振り返りでは、「今日からできること」を一人ずつ宣言しました。
水筒を使う、エコバッグを持つ、お弁当にする、散歩の時にゴミ拾いをするなどなど。
すぐに実践できることはたくさんあります。
そして、二週目の今日は「保育者として、子どもたちに伝えたいこと・伝えられること」を
サブテーマにして各自が発表をしました。
紙芝居あり、お絵描きありで、子どもたちにもわかりやすい発表でした。
環境問題というと難しいテーマですが、これからを生きていく子どもたちにとっては大切なことです。
海から学んだSDGsや環境問題を、流行りで終わらせるのはなく、自分たちなりの言葉で次世代に
伝えていける保育者になってほしいものです。
伊多波