インタビュー

客員講師からのメッセージ

橋本 暁一

常に広いアンテナを張って
情報を吸収せよ

学校の講義・実習で学ぶ基本的なことを何が何でも自分のものにするという気持ちをまず持って下さい。あいさつをすること、身だしなみを整えることなど、どんなに些細なことでも一生懸命に取り組む姿勢が大切です。
また、それは食の分野に限ったことではありません。常に広いアンテナを張り、様々な情報を吸収することは、料理人として、そして人間として成長していく過程で最も重要な要素であると思います。

有馬 邦明

好きなことを仕事に

料理を「造り上げる」ということは、全ての理由を理解し、その上で仕上げ、完成させていくものです。知識と技術、そして経験を加えて、生涯の仕事をぜひ手に入れてください。
好きなことを仕事にする…ということは、実はそれほど簡単なことではありません。その夢の実現に向けた第一歩が、町田調理師専門学校にはあります。一日一日を大切に考え、生きていってください。

卒業生からのメッセージ

青木 定治

SADAHARU AOKI PARIS 主宰
昭和63年度卒業

基本を大切にするからこそ
オリジナリティは発揮されるのだ

私がパティシエになろうと思ったのは、お菓子を食べることが好きだったから。17年前にアトリエを立ち上げてから、ずっとパリで活動しています。フランスでは菓子屋として認められる為には、「基本中の基本がきちんとできること」が、絶対不可欠な条件になっています。日本人という言い訳は通用しませんね。ですから、ミルフィーユやエクレアといった、どこの店にも必ず置いてある当たり前の商品は、確実に作れるということを示さなくてはなりません。その上で、作った菓子に、自分のオリジナリティを盛り込んでいくようにしています。漸く、この私の考え方が、パリの人たちにも認められ始めているみたいです。最近では、フランスで修業をする日本の若いパティシエの方々も増えてきているようですね。ですが、現在のパリのパティスリー状況は非常に難しいものがあります。
フランスのエキスを全て受け入れることも大切なことですが、良い面・悪い面を見極める目を持つことも非常に重要だと思います。
これからパティシエを目指す皆さんには、そういうことも知っておいていただきたいですね。

関本 豊

神奈川県立厚木東高等学校出身。平成13年上級調理師科に入学。卒業後、明治記念館(港区元赤坂)洋食部に調理師として勤務。装飾用の氷彫刻にも進んで取り組み、現在ではコンテストにも多数出展。

何事にも積極的に取り組む姿勢が
重要です

「いい後輩になれ。」これは私が在学中に先生方から言われて一番印象に残っている言葉です。とは言っても、当時は正直意味を全然理解していませんでしたけどね(笑)。ただ、こうして実際に自分が料理人として現場に立ち、ようやくその意味が分かりつつあるんです。今の私が考える“いい後輩”の条件とは噛み砕いて言うと「よく気が利き」「自分から質問をしに行き」「常にやる気を持っている」人のこと。これは料理人の仕事に限ったことではないでしょうが、黙っていても教えてもらえる学生時代とは違い、自分から積極的に覚えにいかないといけないんだと思うんです。だからこそ、身の回りの些細なことにも気を配り、自分から聞きにいく姿勢が大事なんです。
私は入社してもうすぐ12年になりますが、毎日勉強の日々であることに何の変わりもありません。新しい知識を吸収することは料理人である自分にとって、とても楽しいことです。しかし、お客様からお金を頂いている以上、得た知識や技術はお客様の満足に繋げなくてはなりません。そのことが大変であり、自分の努力の源にもなっていますね。
「入学資格は食いしん坊である」こと。これって町調のキャッチコピーですよね。料理人を目指す皆さんに、これは必要なことだと思います。美味しいものを作るには、やはり美味しいものを食べないと。これは学生時代から心掛けておくべきです。皆さんも貴重な学生時代ですから、何事にも積極的に取り組む姿勢を持って過ごして下さい。

在校生からのメッセージ

内藤 菜乃花 (上級調理師科)

神奈川県立中央農業高等学校出身

入学を決めた一番の理由は体験入学に参加した時の「先生方の対応が、とても親切だった」ということかもしれません(笑)その時に抱いた印象は入学後も変わりなく、学業に関することからそれ以外のことまで、親身になって考えてくれる方が多いように思います。基本をとにかく大切にするという姿勢は一貫していて、技術もそうですが、あいさつや言葉遣いといった、働いていく上で確実に身に付けておくべきことは徹底して指導されています。少々厳しいかもしれませんが、勇気をもって挑戦するという気持ちをもって、飛び込んでみてください!将来は和の道へ進み、修業をして、海外で自分のキャリアを生かせることができればと思っています。

瀬戸 歩美 (調理師科)

東海大学医療技術短期大学出身

看護師として、入院されている方々のケアなどをしていたのですが、その経験の中で「調理」を学んでみたいと考えるようになりました。看護師の視点で食事療法をされている方の力になりたい…その食事がどのように作られているのか、自分自身で作るにはどうすればよいのか。まずは基本からしっかりと勉強してみよう。それが、入学のきっかけです。1年間はあっという間でしたが、調理理論や公衆衛生といった知識、調理技術の基礎は自分なりに身に付けることができたと思っています。今後は、学んだことをいかに社会に還元していけるか、しっかり考えていきたいと思います。