夢を掴む
~卒業生・それぞれの道

夢を掴む ~卒業生・それぞれの道

開校して45年目を迎え、約10,000人の卒業生を国内外を問わず世に送り出した本校。
大勢の皆さんが、現在、様々な分野で活躍されています。そんな方々をシリーズでご紹介します。

01

専門課程・調理師科出身

新妻 俊二さん

新妻 俊二さん

2001年(平成13年)専門課程 調理師科卒業。
本校専門課程を卒業後、シェラトン都ホテル東京(港区白金台)に入社。「中国料理 四川」に勤務し、約10年の修業の後、独立。
平成23年12月、「四川料理 SHUN」を横浜市・美しが丘に、平成26年11月、「担々麺 胡楼亭」を横浜市・あざみ野にそれぞれオープンし、現在に至る。

新妻 俊二さん

POLICY

師匠 橋本暁一の教えを守り、
四川料理の良さを知って頂きたい

今の私の役割は、師匠から教わった様々な中華の知識や調理技法を駆使し、お客様に「他店では味わうことのできない料理」を、ホテル勤務で培った“おもてなしの心”と共に提供していくこと。

例えば、味の決め手となる四川花椒などの香辛料を本場中国で買い付け、芳醇な香りと痺れる辛さを生かした自家製調味料を作っています。これも、師匠から受け継いでいることの一つ。これを用い、安全な食材・季節の食材と共に、街中で気軽に味わっていただく。手前味噌かもしれませんが、こういったひと手間が、お客様の喜びへと繋がっていくのではないでしょうか。

※元シェラトン都ホテル東京「中国料理 四川」エグゼクティヴシェフ開校当初から本校の客員講師を務め、後進の指導に当たっている

TARGET

違う扉を開ける…つまり、新しい店舗をという思いは常に持っていますので、そのために、現在の2店舗を安心して任すことのできる“人材の育成”に力を注いでいます。

料理人としての実力はもちろんのこと、幅広い人間関係を築く上で大切な「心」を育てる。もう一歩進むために、欠かすことのできない仕事の一つだと考えています。

LAST WORD

常々『在学時にもっと勉強しておけばよかった』と、よく思います(笑)

ただ、この業界で生きていくために必要な術は吸収できましたし、何より、町調に入学していなければ今の自分はなく、師匠と出会うこともなかったと思います。全てのことに感謝し、社会に還元していく所存です。

夢を掴むシリーズ